あやめの日々彩々

東京在住会社員、ごはん・家事・旅行など気ままに更新します。

四畳半タイムマシーンブルースの感想

本屋さんで新刊を見つけて、久々に四畳半〜シリーズを読みました。



中学生の頃、夜は短し〜(2006年発売)を読んで京都の学生生活に憧れた人は数しれず、だと思います·····

四畳半神話大系の続編なのですが、変わんないなぁ·····と思えるのが良いところです。 

平成物語なのかなんなのか分かりませんが、森見作品にはスマホやケータイが出てきません。
昭和の設定という訳でもなさそうですが。
元号の話も出てこないし基本的にレトロ京都な世界線なのかな〜と思いました。

 

 

四畳半タイムマシーンブルース、主人公は常に明石さんを追いかけてるのですが、明石さんがどんな人なのかずっと謎のままだし(明石さんの魅力が私はいまいち分からない)、小津は相変わらず気持ち悪いし、城ヶ崎さんと羽貫さんも神出鬼没です。師匠がなにやってるのかも分からないです。


あまり何も生み出していない感じだしコーラをかけてだけでリモコンは壊れないと思うし、明石さんのトンチキ映画が気になってきました。


変わらないシリーズがこの魅力なのかなぁと思いました。


京都で日常を過ごしてみたくなります·····


中村佑介さんのイラストも可愛いです。

表紙の明石さん、よく見るとNIKEのダッドスニーカー(ぽい靴)を履いている·····

明石さんが流行りものを身につけているイメージはないですが、今風でおしゃれです。


 そういえば夜行も不思議ファンタジーでした。

 

有頂天家族はアニメ化されただけあってキャッチーな世界観でたぬきたちが可愛い、愛があります

たぬきがこんな感じで暮らしてたら面白いなぁ〜

 タヌキってあんまり見た事ないけどコロコロしていて可愛いですよね。1度江の島で見かけたことがあります。


 

 

 

 夏はもう終わりかけですが、宵山万華鏡は不思議物語というか(森見作品はほぼ不思議物語)祇園祭に行ってみたいな〜という気持ちになります。

装丁がかわいいです!!!

 

雨の日の読書におすすめです。