あやめの日々彩々

東京在住会社員、ごはん・家事・旅行など気ままに更新します。

ペチュニアおばさんは懐が深い

呪いの子の舞台を見に行く前にハリポタを…
と思って録画してあった、不死鳥の騎士団を見てました(呪いの子の宣伝が入っていた)

不死鳥の騎士団の騎士団、最後ハリーがヴォルデモートに取り憑かれて、「僕はお前にないものを持っている!」と行ってハーマイオニーやロンとの笑顔、みぞの鏡で見た父母の顔、ほかにも色々思い出すシーンがあり確かにハリーはヴォルデモートにはない友情や周りからの愛情を受けていたんだよなと思いました。

トム・リドルは早くから(過酷そうな)施設に預けられて、そこからホグワーツに迎えに行くので家庭のあたたかさは知らないんだよなーと思ったりしました。

そこでダーズリー一家が出てくるんですけど、屋根裏部屋に住まわされたり、鉄格子のある2階の部屋に移動されたり(あの部屋はそこそこの広さがあった)給仕させられたり(日本でいうお手伝いレベルのような)服は全部お下がりダボダボで可哀想だなーーーと思っていました。そこに愛情はあったのか…?

ペチュニアおばさんの話に戻ると、リリーの姉ながら魔法の才はなく、自分も幼少期にホグワーツへの入学を希望して手紙を書いたりというピュアな部分もあるにせよ…

生まれてから1度も会ってなかった甥っ子をいきなり預かることになる。

一歳児って、おむつだし、ごはんもままならないし、服の着替えもできないしめちゃくちゃお世話が必要。しかも夫が手伝うとは思えない。ただでさえひとりっ子で溺愛しているダドリーに手がかかりそうなのに、双子を育てているのと同じ状態…いやー大変すぎるなと思いました。

それでも預かって育てたペチュニアおばさんは懐が深い。スネイプ先生はリリーへの愛情で二重スパイをしていたわけですが、ペチュニアおばさんも相当すごいなと思いました。
ハリーは屋根裏部屋で冷遇されて育ったわりには、自己肯定感は低くない、むしろお調子者タイプ(これはジェームズの血)ですがその陰にはペチュニアおばさんのケアがあったのでは?と思いました。