あやめの日々彩々

東京在住会社員、ごはん・家事・旅行など気ままに更新します。

着物の販売会で押し売りされた体験談

あやめです。

 

着物の販売会で押し売りされたので、記録に残したいと思います。

これから着付けを始めようかな?と思う方はぜひご一読いただければ幸いです。

 

先日、とある着物の販売会に招待されたので行ってみました。

名古屋帯を探しにリサイクル着物屋さんに行った際に気に入った帯は見つからず、「販売会が今度あるからどう?5000円から帯が探せるよ」という軽い案内を受け、私は「まだ販売会の洗礼(?)は受けてないしいっちょ行ってみるか、という気軽な気持ちで行きました。

 

実際に会場についてみると、予約制ということもあり、お客さんはほぼおらず、社員さんがフロントに5名、ほぼおじさんでした。

 

~西陣織の社長さんによる水色の帯の営業トーク~

反物、仕立てる前の帯がずらっと並ぶ一室に、「先生」と呼ばれる西陣織メーカーの社長さんが鎮座しており、その方からいかにこの帯がすごいか、という説明を受けました。

西陣織という名前しか知らない私は、織の工夫なども「そうですか・・・」と言うしかありませんでした。

価格については、百貨店では20万円で売られているが、メーカー直販なので今日だけ特別に7万円で販売できる。と説明を受けました。

なんだかすごい帯だなということはわかったものの、いまいち良さが伝わりませんでした。

ちなみに蚕の8割は中国産、2割はブラジル産で、日系ブラジル人の方が養蚕業を営んでいるそうです。

 

~いざ試装、ちぐはぐなチョイス~

その後いろいろ試装させていただいたのですが、

着物と帯の色がまったく合っておらず、着物も帯も買う気になれませんでした・・・

担当者の方のチョイスが悪かったのかも!

ベージュの小紋に水色の帯!ぼんやりして全然あってない。

灰色に紅型(琉球っぽい)の小紋に水色の帯もちぐはぐ!

下がっていく購入のモチベーション・・・

帯がわからなくなったので、小紋を探すことにしました。

 

~リサイクルのかわいい小紋をみつける~

リサイクル着物コーナーで、リバティプリントのようなかわいらしい小紋をみつけました。3万円でした。ブルべ夏にしっくりくるような色合いです。

帯も8000円でみつけました。

これはお値打ち!!(安いかわからないけど)

と思って買いました。

 


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~安すぎる着物や帯はなにか欠陥がある~

安すぎる帯は皺がついていたり、シミや色褪せがあるなど

何らか理由があることを知りました。

着物も丈が変な長さ(長すぎor短すぎ)など理由があって売れないものも

多いということを知りました。

そもそも柄が古臭くて着れないものも多い。

 

~着物の値段はあってないもの~

着物の価格交渉が始まりました。

・水色の名古屋帯(新品) 7万円

・帯の仕立て代 2万円

・小紋(気に入ったやつ)3万円

・名古屋帯(中古)8千円

普通に足したら合計12万8千円。

渋っていると、本部の人が出てきて10万円になりました。

さらに渋っていると7万5千円になりました。

どんどん値段が下がっていく・・・

 

しかし全然帯が欲しくならない私。

西陣織メーカーの社長(60代)営業担当者(50代)本部の人(30代後半)の3人に、

「この帯は一生もの」

「どこに出しても恥ずかしくない」

「この価格で買えるのはいまだけ」

と畳みかけられました。

さらに渋っていると、本部の人が「ローンも12回払いまで組めます」と提案してきました。

 

どんどん詰め寄られるほどに、買う気が失せていきました。

女性一人に対して、40オーバーのおじさん3人が詰め寄って押し売りするのはどうかとおもいました。部屋もほかに女性もおらず、非常に怖かったです。

しかも数万円のものを売るのに、本部の人の清潔感がなく、対応も雑!!

 

ぶっちゃけた感想を書くと、よく知らないないメーカーの、よく分からない人から高価なものを買おうとは思わない。小紋と帯を組み合わせるのセンスが悪いし、ないわ〜〜〜 としか思いませんでした(笑)

それなりの接客&クロージングがあるだろう!全てが雑すぎる〜!

 

 

~まとめ~

大手の着物教室では数十万円の着物を押し売りされるのが常套手段だそうなので、さらに恐ろしい場所なんだろうなと思いました。

 

前職は無形商材を扱っていたのですが、一般の同サービスの3倍の価格帯のものを売っていたので、非常に顧客満足度を重視していました。リピーターのお客様から支持されることが第一だったので、押し売りはせず、口コミなども大事にしてきました。

今回着物の販売会に行ってみて、この時代錯誤な押し売り戦法を変えない限り、若者はどんどん着物離れしていくだろうなと思いました。

昔はすこしお金のあるマダムが買ったり、嫁入り道具として一式そろえるのも当たり前だったと思います。押して売る戦法で通ってきたのかもしれません。しかし今は娯楽も増え、ファッションの選択肢も増えた中で「衣類の押し売り戦法」という営業手法が通用するとは思えません。

 

私が会社着物からかけ離れた商材を扱っています、見込み顧客の購入検討期間も長いため、常に販売方法に対しても好印象を持ってもらう必要があります。そのためお客様とのコミュニケーションには非常に気を付けています。そういった現代ならではの配慮が皆無である着物の販売会は、これからどんどん滅びるだろうなと思いました。

 

押し売りが改善することはないんだろうなーと思います。

これから着付けを始める人には、心して販売会に行ってくださいという気持ちで書きました。

参考になれば幸いです。

 

 一枚あると便利な衣装敷!!