あやめの日々彩々

東京在住会社員、ごはん・家事・旅行など気ままに更新します。

ミセスハリスパリへ行く鑑賞

ミセスハリスパリへ行くを鑑賞しました〜
以下ネタバレ含む私の感想です。

まずいきなり橋のところで絶望なお知らせがきてびっくり、でも友達もいい感じの人もいるし周りもいい人たちな感じ…!

とはいえ家政婦の仕事は大変そう。一回だけめちゃいい感じな仕事風景だったけど。基本的にシャドウワーカーであり、クライアントの毒の吸い取りみたいな役割だなと…
アーチーいいひとだな〜ドッグレースをはじめてみた。

パリに着いてからのシーンが面白かった。特にホームレスに食べかけのパンと飲みかけワインを差し出され一気飲みしたのは漢気がある。あそこでハリスは受け入れられた(守られた)んだと思った。からのほんとにメゾンに到着しちゃう。

メゾンについてからはめくるめくスペシャルな出来事で、同じ立場(worker)は親切にしてくれながらも、ところどころ富裕層との厚い壁というか毒というか見えないモヤモヤに触れていく。伯爵?公爵?といい感じにデートしてアフタヌーンティーからの、「あなたは○○に似ている、僕を慰め笑顔にしてくれた」というセリフには、そうくるかーーーーーと思った。
ケア要因にされていると知ったときの絶望感。。。

ディオールのドレス、ショーも素敵だしアトリエで働く人々が職人でかっこよかった。真っ白の白衣もすてき。オートクチュールってすごいんだな…と思った。

最終的にハッピーエンドなのも良かった。

このままオートクチュールだけではいけない、香水も化粧品も売って世界に売って出よう!という話はDiorのポップアップでも解説されてたのを思い出した。

素敵なアイテムには企画した人、作った人の思いも詰まってるんだよなぁ…と感じた映画だった。現代は、庶民も頑張れば買えるアイテムをハイブランドも揃えていたりするので、ありがたいわ…とも思った(エルメスとか上客しか買えないものもあるけど)オマージュされたアイテムは雑貨屋にも流れてゆくけど、できれば原型になったアイテムを持ちたいなぁと思ったりした。

また山内マリコさんのお買い物エッセイと、上流階級を読み返したい。